中学3年生と高校2年生、2名の生徒さんが米国ギルド・ピアノ検定試験を受けました!COVID-19の影響で審査員が来日出来ず昨年に続きビデオ審査になり、結果は秋以降送られてくる予定です。 お二人ともお勉強が大変な夏ですがピアノの練習が息抜きになって生活の中でルーティンになっているそうです。
音楽と脳の関係を学んでみると、中学生と高校生お二人の生活に良い影響がある事に納得しているところです。「考える」「判断する」「記憶する」「運動をコントロールする」など脳の動きには情報が必要です。昔から五感(視覚・聴覚・味覚・触覚・嗅覚)と言われている感覚はまさに脳への情報となります。中でも視覚・聴覚そして触覚はピアノを練習する事で沢山の情報を脳に送っています。目で視て考えて判断して腕や手指を動かし時には両足のペダル操作もあって、一曲演奏するのにどれだけの情報が脳を駆け巡って脊髄を通って筋肉に伝わっているのだろうか。お二人ともお勉強の合間にピアノを弾くそうで、ストレスの軽減にもつながる要素もあると、親御さんからは「家にいて気分転換が出来てピアノを習ってきて良かった」と同じ言葉をいただきました。音楽大学に進む方もそうでない方も皆さんお一人お一人が、音楽によって潤い自信や励ましになって頂けたら幸いです。